2011年11月8日火曜日

玉原湿原ニュース10月30日


10月1日以来のレポートです。けっしてパトロールをサボっていたわけでなく、
カメラの修理やレンズ交換等あり、その間小型のカメラで対応していたのですが、
画像が気に入らず報告を送りませんでした。
そのため、玉原のクライマックスの画像を送れなかったことをお許しください。

例年より少し早めに来た紅葉前線も過ぎ、いまや名残の紅葉と言うところでしょう。
本年はミズナラを除けば実が豊作で、遊歩道で確認できるテン達の糞は、
サルナシの実で満たされていました。
しかしブナの実も大豊作なのにツキノワグマの気配が無く、
ブナに作られるクマ棚もあまり確認できません。どうしたのでしょう?
熊の絶対数が激減したのでしょうか?

センターハウス横にあるミズナラにクマ棚が確認できます。
本年はドングリの実が小さく数も少ないはずです。
それとブナの実が絶対に美味いはずなのに、なぜミズナラに登ったのでしょうか?
幹にはしっかりと新しい爪痕が残されていました。

ドングリはデンプン質と水分それにタンニンが含まれます。
そしてブナはデンプン質と脂肪で出来ています。
ブナが絶対に美味いはずなのに、変わり者もいるのですね!

天候は曇り空から小雨模様、気温も上がらずフリースを着込んだまま脱げませんでした。
ツリバナの実達もまだ残されていますが、色合いに精彩がありません。
それでもコマユミのオレンジ色はまだまだきれいでした。
そしてヤブ陰ではツルリンドウの赤紫色の実が鮮やかでした。

調整池で定点画像を撮っていると、水面に大きな魚体が動いているのが確認できます。
それは40cmを越える大きなイワナで、産卵に来たのでしょうか?
カップルでゆったりと泳いでいました。

藤原越えの分岐から水上側へ。
しばらく下ると、そこではリョウメンシダが覆い茂り、
玉原からの水が湧き出て沢を構成始めています。
その一角でぬた場を確認しました。
獣が体に着いたダニなどの寄生虫を落とすために泥を浴びる場所で、
周辺にはニホンカモシカと思われる足跡が残されていました。

次回の入山は11月半ば過ぎになる予定です。ブナ林は冬木立になっているでしょう。
そして雪もちらついてくるかも知れませんね。

イワナ
カモシカ足跡
クマ棚
コマユミ
ツルリンドウ
ぬた湯

ミズナラ・爪痕
玉原湿原

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