2011年12月15日木曜日

玉原湿原ニュース12月10日


車のタイヤを新品のスタッドレスに履き替え入山です。

下界は晴天でしたが、玉原は冬型の気圧配置模様で風が強く寒い!
そのためカイロを入れ、耳カバーを付けてのスタートでした。
積雪は平均して10cm程でしょうか、
そのため用意をしていきましたスノーシューは置いていきました。

環境センターは既に雪囲いが済まされています。
ここから湿原方向に向かいたいところですが、高架木道が滑りやすいので湿原はあきらめ、
ダム管理道路を進み藤原越え切り通し方向からブナ平を目指すことにしました。

調整池は全面結氷まで後わずかです。
しばらく進むと雪上に今まで見たことのないおかしなフィールドサインが出来ています。
30cm程の巾でラインが引かれています。
よく見ると中央にテンの足跡が残されています。
これはテンが何かを口にくわえて引きずったものと考えられます。
こんな想像が出来るのは雪シーズンでなければ出来ないことです。

藤原越え付近でリスの足跡を確認。その後長沢を越えブナ平に下りました。

ブナ平には胸高幹周りが4mを超え、推定樹齢400年を超える元気な巨大ブナがあります。
そのブナに触れてお願いをしてきました。
病を抱えている仲間と、諸事情で元気を無くしている仲間に「どうかパワーを!」と、
そして少しだけ私にも分けてくださいと・・・・・・

遊歩道では何者かによって雪が攪乱されています。
餌を探したのでしょう。側には偶蹄目の足跡が残されています。イノシシでしょうか?
それともニホンジカ・ニホンカモシカか?
側には自然史博物館のカメラトラップがあります。確認が楽しみです。

ブナ平を下るときに尼ケ禿山方向から大きな銃声が聞こえてきました。
鳥獣害対策が話し合われ、鳥獣保護区の縮小を要望する方々が居るようです。
しかし玉原につきましては保護区とは言いませんが、銃禁止指定がされるよう望みたいです。
これから厳冬期に入ってもスノーシューで入山する方々が多くなると予測され、
非常に危険なのですから・・

テン・フィールドサイン
リス足跡
巨大ブナ

自然観察センター
調整池

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